だんだんと寒くなってきて、家にいる時も仕事している時も、あたたかい飲み物を飲むことが多くなってきました。
私は朝起きてすぐにお湯を沸かして、それを保温ポットで保存して使っています。コーヒーやお茶を飲みたい時に、いちいちお湯を沸かさなくてもすぐ飲めるのでとっても楽。
これまで使っていたものが古くなったので、少し前に新しいものに買い替えました。
いろいろ比較して悩んだ結果、購入したのはサーモスのステンレスポット1L(TTB-1001)。
容量1Lのステンレスポット。もちろん保温だけではなく、保冷もできます。
サーモスのこのポットは性能が高く、使いやすくて大満足。
今回は、購入にあたって比較したものや、使った感想をレビューします。
サーモス ステンレスポット TTB-1001|レビュー
こんな箱に入って届きました。軽い!
早速箱を開けて、それからほぼ毎日使っています。
使ってみていいと思ったところ、残念だと思ったところをまとめました。
サーモス ステンレスポットのいいところ
保温・保冷性能が高い
保温性能がとても高くて、朝お湯を沸かして入れておくと、夕方になってもかなりあたたかいままの温度が保てています。
もちろん少しずつ冷めていくので熱々ではないけれど、お茶を入れるのには十分な温度。沸かし直しをせずに使えています。
軽くて持ちやすい
重さは空の状態で600gと他メーカーのものと比較してもかなり軽い。これまで使っていたものよりもずいぶん軽いので本当に楽に使えています。
1Lサイズであれば、満タンにお湯や水を入れた状態でも、片手で問題なく持ち上げられました。
持ち手の上にあるフタのレバーを押すと注ぎ口が開くのですが、片手で持ちながらでも簡単にレバーを押せますし、操作がわかりやすいのもうれしい。
倒しても中身がこぼれてこないしっかりとしたつくりなのも安心です。
ポットの中やフタも洗いやすい
フタが分解できるので、注ぎ口の部分や裏側の汚れがたまりやすいところも簡単に洗えます。最初慣れるまではちょっと手間取りましたが、すぐに慣れました。
そして購入するときに絶対条件にしていたのが、中まで手を入れて洗えること。なので口径が7㎝と広いのは、とてもうれしいです。
他の方のレビューを見ると、男性の場合は奥まで手が入らないという方もいらっしゃるようなので、細めの手首の方限定かもしれませんね。
交換パーツだけでも販売している
フタ(中せん)や、パッキンが傷んだりなくなったりした場合には、そのパーツだけ購入することができます。
サーモスは他の水筒などもそうですが、交換パーツの別売りがあることで、商品を長く使うことができるのがいいですよね。
実際に私は以前水筒のパッキンが汚くなった時に、そこだけ購入しました。こうやって長く使えるようにしているメーカーの姿勢もすばらしいなと思います。
サーモス ステンレスポットの残念なところ
1Lサイズにマットブラックがない!
1Lサイズの色展開は、「クリームホワイト」「ブラウンゴールド」「ステンレスマット」の3色。
1.5Lと2Lサイズには、その3色に加えて「マットブラック」という実にカッコいい色があるんですよね。私の好み的にはマットブラックがいちばんよかったのですが、1Lサイズにはない・・・。あぁ、残念。
マットブラックがほしくて1.5Lサイズを購入しようかとも思ったけど、大きな容量に少ししかお湯が入っていないと、いっぱい入っている時に比べて冷めやすいようなのですよね。
なので結局はあきらめて「ステンレスマット」にしました。でもこれもとってもきれいなので、満足しています。
でも本当は1Lのマットブラックがほしいーー。
それが出たら仕事場用にもうひとつ購入するから、サーモスさん、ぜひご検討を。
保温ポットの比較|他の候補
卓上で使う保温保冷ポットは、たくさんのメーカーから販売されていて、サイズや使い勝手、デザインも様々。
私は主にひとりで使うことがほとんどなので、サイズは1L~1.2Lもあれば十分。いろいろリサーチして、最終的に最後まで迷ったのは下記の4つでした。
TTB-1001 | KT1200BK | AHW-100 | PWO-A120 | |
---|---|---|---|---|
メーカー | サーモス | リバース | ピーコック | タイガー |
容量 | 1.0L | 1.2L | 1.0L | 1.2L |
保温効果 | 66℃以上 (10時間) | 56℃ (10時間) | 64℃以上 (10時間) | 66℃以上 (10時間) |
保冷効果 | 11℃以下 (10時間) | 7℃ (6時間) | 10℃以下 (10時間) | 10℃以下 (10時間) |
寸法 | W190mm D125mm H180mm | W207mm D130mm H212mm | W98mm D148mm H234mm | W130mm D166mm H208mm |
口径 | 約7㎝ | 約10.5㎝ | 約7.6㎝ | 約7.5㎝ |
重量 | 600g | 788g | 740g | 690g |
価格(税込) | 4,400円 | 5,830円 | 8,000円 | 4,378円 |
他サイズ | 1.5L、2L | 1.6L | なし | 1.6L、2.L |
※価格は公式サイトでの販売価格(2023年12月1日現在)
サーモジャグキート1200
リバースの「サーモジャグキート1200」。見た目がとてもかわいくて、最初はこれが欲しい!と思っていました。
カタチも色もきれいだし、持つところが木なのもいいですよね。口径が大きいので中まで簡単に洗えるのもいい。
でももっと詳しく内容を見てみると、他の同様のものと比較すると温度を保つ性能が低いし、重い。デザインがいいのでインテリアとしてはいいけれど、毎日使うものだから性能を優先することにしました。
リビングポットAHW-100
ピーコックのリビングポット「AHW-100」。すっきりとしたデザインとマットな色がきれいで性能も十分によかったので、これにもかなり惹かれました。
キッチン屋テーブルに置いておくと絵になりそうな感じ。私はひとりで使うので容量は1Lでも十分だし。
ただ使っている方のレビューを見てみると、持ち手が細いので重くて持ちにくいという声がいくつかあったことと、注ぐときのフタの開け方などの使い方の点について、サーモスの方が断然よさそうだったので、サーモスを選びました。
ステンレスポットPWO-A120W
タイガーのステンレスポット「PWO-A120W」。シンプルなデザインが好みだったことと、性能も高く、こちらも中まで手を入れて洗えるのがいいと思いました。性能はサーモスとほぼ同様なので最後まで迷ったんですよね。
ただ詳しく見ていくと、フタの操作がやりにくそうなのと、ツヤのある質感がウチには似合わなさそうな気がしてきました。ブルーもいい色だけど私にはかわいすぎるかなー。
おまけ
その他にもうひとつ、ちょっと迷ったもの
かわいいですよね。
ヘリオスというドイツのメーカーのポットです。
なんか目があってしまい惹かれたのですが、口が細めで中に手を入れて洗えないのが気になりました。
あとレビューを見ると、使ってるうちにすぐ顔のプリントがはがれてる人が結構いるみたいなので、そうなったら悲しいなと思ってやめました。でもやっぱりかわいいなぁ。
ということで、さんざん悩んで購入した保温・保冷ポット「サーモスのステンレスポット1L(TTB-1001)」。使いやすくて高性能なのでおすすめです。
私は朝起きてすぐにお湯を沸かし、白湯を飲んでいます
沸騰させたお湯のうち、その時に飲む分だけ湯呑に取り分けて適温まで少し放置。残りはこのサーモスの保温ポットに入れて、後からお茶を飲む時にも使っています。