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手のひらサイズの小さな財布【sot コンパクトウォレット】

こんな箱に入っています

最近は電子決済が普通になってきて、以前よりも現金を使うことが減ってきていますよね。

私もコロナ以前は、大きな買い物の際にクレジットカードを使ったり、電車やバスでスイカを使う程度でしたが、今ではスーパーやコンビニなども含め、ほとんどの支払いを電子決済で行っています。

そうなってくると現金はあまり使わないし、ポイントカードも電子化しているものが多くなったので、それにあわせて財布を小さくしてスッキリさせることにしました。

私が購入したのは、sotというブランドの「コンパクトウォレット

サイズは小さいのですが、必要なものが十分に入って使いやすい。とても気に入っているお財布なので、紹介します。

目次

これまで使っていた財布

左側がこれまで使っていた「ミニ長財布」

これまでは長財布を使っていました。長財布でもできるだけ小さくすっきりとしたものがいいと思い、選んだのはSAFUJIさんのミニ長財布

1万円札がギリギリ入る長さ(約17㎝)で、一般的な長財布に比べるとひとまわりコンパクトなサイズ。シンプルなデザインが好みですし、とても使いやすくて今でも気に入っています。

現金を使うことが多かった時には、小銭入れが大きくて見やすいこの財布がとてもよかったのですが、キャッシュレス化した今の生活では、小銭はほぼ不要になってしまいました・・・。

サイズや使いやすさとともに気に入っていたのが、この財布の素材である「プエブロレザー」という革です。とても好きな革なので、新しい財布も同じ革のものがほしいと思っていました。

小さな財布に求めること

財布を新しくするにあたり、どのくらい収納したいのか、使い勝手や素材を具体的に考えてみました。

  • お札を折ってから収納しないタイプがいい
    (後から二つ折り、三つ折りになるのはOK)
  • カードを7~8枚程度は収納したい
  • 財布を開けた時にカードや小銭がこぼれないような収納方法
  • 手のひらに収まるくらいの小さめサイズ
  • 素材はタンニン鞣しの革(できたらプエブロレザー)がいい
  • 小銭入れは小さめでOK
  • できたらお札とレシートが分けられればうれしい
  • がま口タイプは使いにくいので好みではない

上の方から順に優先したいことでした。下の方は絶対ではないけど、できたらそんな感じの方がいいなという希望です。

sot コンパクトウォレット

小さくてかわいいsot「コンパクトウォレット」

今回購入したのがsotの「コンパクトウォレット」。色はキャメル色です。上に書いた希望していたことが全部かなった、今の私にとってベストな財布です。日本国内の工場で縫製を行っているそうです。

サイズ

手のひらに収まるくらいのコンパクトサイズです。一般的な二つ折り財布よりもさらにコンパクトなので、小さめバッグにも余裕で入ります。

ただ小銭入れは小さめなので、いっぱい入れすぎるとボタン閉まらなくなっちゃうところは注意が必要ですね。

■サイズ

縦(cm)横(cm)厚さ(cm)重さ(g)
8.710.32.590

収納量

カードもしっかり入ります。マークもかわいい

カードの収納場所は、ボタンを開けて広げたところに3枚分、お札を入れるところの仕切り部分に2枚分、小銭入れの後ろにも2ポケット分のスペースがあるので、カード7~8枚は十分に入ります。

お札のスペースは真ん中に仕切りがあって2つにわかれているので、お札とレシートとかに分けられます。小銭入れは小さいですが、少ししか持たないつもりなので私にとってはこれで十分です。

素材:プエブロレザー

この財布の素材である「プエブロレザー」は、イタリアの有名タンナー「バダラッシカルロ社」で生産されている革。

生後2年以上の雄牛の原皮を使用し、牛脚油でゆっくりと加脂しながら、時間をかけて植物タンニンと一緒になめしており、とても手間がかかる方法でつくられています。

タンナー」とは
動物の皮を革へと加工する人や業者のことをタンナーと呼びます。より詳しくはこちらを。

なめ」とは
皮は時間が経つと硬化が進み、時間が経つと腐ってしまいます。この腐食を防ぐための処理をすることを鞣しといいます。より詳しくはこちらを。

「プエブロレザー」は細かな傷がついたような少し荒々しい表情が特徴的な革。最初の状態ではツヤがなくマットな質感です。

使い込んでいくうちに、革の中の油分が表面に出てきて、いい感じに経年変化していきます。色が濃くなり、どんどんツヤも出ていく。

正直なところ最初にこの革を見た時は、なんかカサカサしてる感じが紙みたいで、ちょっとどうなのかなーと思っていたのですよね(笑)。

でも使っていくうちに、どんどん革が育って味わい深くなっていくのがうれしくて、好きになっていたのです。とてもいい革なので、次に使う財布も同じ革のものが欲しいと思っていました

左は5年ほど使用したもの。右は新品。

上の写真の財布は両方とも同じ「プエブロレザー」のキャメル色で、左側は5年くらい使ったものになります。汚れや傷がヒドイですが(笑)、色はこんな感じに変化します。右側が今回新しく購入した「ミニウォレット」です。

私は革が大好きで、以前はレザークラフトを習っていた時期があります。通っていた教室は東京の浅草橋にあり、「プエブロレザー」を取り扱っている商社が近かったこともあり、その教室でも使うことができました。

プエブロレザーで自作したバッグ
他にもこんなのをつくってます

いろんな革がある中でも、私はこの「プエブロレザー」が一番好きで、ある程度つくれるようになってきた頃に、一頭分(1枚)購入したこともありまして、それでつくった鞄を今も愛用しています。そのくらいこの革が好きです。めちゃくちゃいい革。

財布は細かくて作るのが大変なので「プエブロレザー」の財布でいいものがあったらいいな、でもなかなかないなぁと思っていたところ、偶然通りかかった新丸ビルで見つけましたー。

カラーは3色

色は、キャメル、ダークブラウン、ブラックの3種類。どれも使い込んでいくうちに色が濃くなっていきます。

まとめ

財布を小さくしたら、バッグの中がすっきりとしました。小さめのショルダーバッグにも余裕をもって入れられるのがれうれしいです。

近所へのおつかいなどの際にはポケットに入れられるので、とっても便利になりました。小さなお財布、おすすめです。

私はこれを使っています

同じ革で他のカタチもいろいろあります

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