この数年で一気にキャッシュレス化が進んでいますよね。私も以前はクレジットカードと電車に乗る時のスイカくらいしか使っていませんでしたが、今ではそれに加えて楽天ペイとPayPay、メルペイも使っています。
買い物、カード、銀行や証券は楽天を使っているので、本当は楽天ペイひとつにまとめたいとは思うものの、メルカリやヤフオクもけっこう使っているので、いくつも使うしかないかといったところです。
スーパーでの買い物や外食、バスや電車などの交通費と日常のほとんどの場面でキャッシュレス決済を使うので、銀行でお金を引き出す手間がなくなったし、財布も小さくなりました。
現金を持ち歩かなくてもいい便利さに加えて、キャッシュレス決済だとポイントがつくのもうれしいですよね。
昨年まで税金は現金納付していました
以前は税金や国民年金の保険料は、なんとなくコンビニで現金支払いしていました。キャッシュレス決済ができるって知らなかったんですよね。
でもネット記事か何かで税金もキャッシュレス決済ができることを知り、今年から支払い方法を変えてみました。出掛けなくても、家にいながら簡単に決済できるので、ラクなところもメリットですね。
税金や年金もキャッシュレス決済ができる
住民税や固定資産税などの地方税は、自治体によって支払い方法が違うこともあるようですが、私が住む自治体ではクレジットカードやスマホアプリでの決済が可能。所得税などの国税も年金保険料の支払いも可能です。
私がメインで使っている楽天ペイでは、2023年4月17日から地方税や国民年金保険料の請求書払いに対応が始まりました。
クレジットカードとスマホアプリ、どちらでも同じだと思っていたところ、違うのですよね。結論からいうと、○○ペイなどのスマホアプリ決済の方がお得になります。
クレジットカードで税金を納付する場合
クレジットカード払いの場合、カードによりますが、ポイントがつく場合が多いようです。私が使っている楽天カードでは、住民税や固定資産税や国民年金保険料は、500円につき1ポイント(0.2%)のポイント還元。
国税は「国税クレジットカードお支払いサイト」から、地方税は「「地方税クレジットカードお支払いサイト」からオンライン手続きをして支払います。
しかし、クレジットカード払いは手数料がかかります。例えば国税の場合は下記の通り。
納付税額 | 決済手数料(税込) |
1~10,000円 | 83円 |
10,001円~20,000円 | 167円 |
20,001円~30,000円 | 250円 |
30,001円~40,000円 | 334円 |
40,001円~50,000円 | 418円 |
以降も同様に10,000円を超えるごとに決済手数料が加算
参照:国税庁ホームページ
例えば50,000円の国税をクレジットカードで納付する場合、納税額50,000円に決済手数料418円を加えた50,418円が支払額です。
ですので使うクレジットカードのポイント還元率によりますが、楽天カードのように0.2%だった場合は、むしろ損してしまいますので、下記のスマホアプリ決済で支払うことにしました。
スマホアプリで税金を納付する場合
例えば私が使っている楽天ペイ(スマホアプリ決済)での税金の支払いは、支払い時のポイントは付与されませんが、楽天キャッシュに楽天カードからチャージした際に0.5%のポイントがつきます。
スマホアプリ決済では手数料がかからず、クレジットカードで支払うよりもお得ですので、今回はこの楽天ペイで支払いをしました。
支払い方法はとっても簡単。
楽天カードの場合は、楽天ペイのアプリを開いて下の方にある「請求書払い」をタップ。「請求書のコードを読み取る」とタップして、送付されてきた通知書(払込取扱票)に記載されたeL-QRコードを読み込んで支払いをします。
納付額が30万円以下の場合に利用が可能です。
より詳しくは国税庁のホームページを。年金保険料のアプリ決済については日本年金機構のホームページを。
まとめ
この他にも、ファミペイを使って楽天ギフトカードを買ってそれをチャージするなど、もっとお得な方法もあるようですが、そこまでするのは面倒なので、私はスマホアプリ決済だけで十分。
もっとお得になるといっても時間もコストなので、そのバランスをとって、ほどほどでよしとします。
もっと還元率のいいカードや○○ペイもありますが、50代になってからは今後のことを考えて、銀行口座やクレジットカード、スマホ決済はできるだけシンプルに少なくするようにしています。