
50代にもなると、だんだんと体に不調を感じることが増えてきますよね。友人と会うと病気や体調不良の話になることも多く、年齢をひしひしと感じます。無理は禁物ですね。
2週間ほど前のこと。前日から少しだけ肩に違和感があって、寝違えたのかな、なんて呑気に考えていたところ、次の日の夜に、急に寝られないほど痛くなってきました。激痛です。
起きていても、横になっていても、どんな体勢になっても痛くて痛くてたまらない。これが五十肩なのかなとか、ストレッチとかすればだんだんよくなるかな、とかちょっと思ったりもしましたが、痛みがおさまる気配はなし・・・。

結局その日は全く寝ることができずに、翌日病院(整形外科)へ。レントゲンを撮って診察していただき、レントゲンを見ると肩の上のところに白いものが写っていて、すぐに原因がわかりました。
石灰が肩に沈着して、かたまりができることによって起こる「石灰沈着性腱板炎」とのこと。首や腕などの状態も診ていただき、他のところは問題ないとのことでした。
この石灰のかたまりがなくなれば痛みは治まっていくということで、ホッとひと安心です。なぜ肩に石灰がたまるのかの原因はまだわかってないそう。

「石灰沈着性腱板炎」なんてはじめて聞いたので、家に帰って早速ネットで調べてみました。40~50代の人に発症することが多く、女性の方が多いみたい。
「急性」と「慢性」があり、私は急に寝られないほどの激痛が起きたので「急性」だったようです。1週間から1か月くらい痛みが続くことがあると書いてあったので、そんなに長く続くのかと心配していたところ、結果から言うと私は10日ほどでほとんど痛みがなくなりました。
私は「プレドニン錠」という薬を処方され、それを3日間は1日3回、その後3日間は1日2回飲みました。でも飲んだところで症状が改善する感じは全くなく、激痛はおさまりません。
4日間くらいはずっと激痛で、どうにも我慢できなかったので、一緒に出していただいた痛み止めを使いました。生まれて初めての座薬です。
この薬が私にはとってもよく効いて、薬が効いている間はほどほどに痛みはあるけれど、家事や仕事ができるといった感じ。でも5~6時間くらいで効き目がなくなってくるとまた激痛なので、出かけることもできずに家に引きこもっていました。
1週間くらい経つと、少し腕を上げたりすることもできるようになり、普通の日常生活が送れるようになりました。でも肩を動かない期間が長く続くと、肩が動きにくくなってしまうそう。
痛みがなくなったらリハビリして肩を動かすようにした方がいいとのことでしたので、今でも肩を動かしたりストレッチを続けています。

2週間ほど経った今は、ほとんど痛みはなくなったのですが、思うように体が動かせない時期を経験したことで、体が当たり前に普通に動くことのありがたさを実感します。
特にひとり暮らしをしていると、体調が悪い時でも、家事や仕事を自分でやるしかないので、体調に気をつけていかないといけませんね。