心地よく暮らすための12のこと check

築47年の一戸建て住宅|ひとり暮らしをはじめました

玄関に庭の花を飾ってみました

昨年(2022年)5月より実家で母と2人で暮らしていましたが、少し前に母を見送りまして、これからはこの残された家でひとり暮らしをすることになりました。

まだ物が多く残っていて、全然片付いていない状態ですが、少しずつ整理をし、新しい暮らしをつくりはじめています。

目次

この家のこれまでのこと

この家は築47年。
私が4歳の頃に両親が建てた家です。

私はそこでずっと暮らして、はじめて家を出たのは就職して1年目のこと。通勤できないことはなかったけど、帰りが遅くなることも多く、時間が掛かって大変だったので、ひとり暮らしをはじめることにしました。

その後、実家の家は築27年くらいの頃、全体的な改修を行うことになりました。今で言うリノベーションです。

私は大学の建築系の学科を卒業し、その頃は住宅をつくる設計事務所で働いていました。そういうことでこの家の改修は、両親の要望を聞きながらも、かなり私がやりたいことをやらせてもらったと思います。

広さは約30坪の木造2階建です。予算は限られていますので、家全体を直すのではなく、1階だけを改修。プランを大きく変更し、設備をすべて新しくし、断熱性能や構造性能の向上もできる範囲で行いました。

そしてその改修工事から約20年経った現在。

家はかなり古くなり、あちこち傷んだところが目立ちますが、仕上げに無垢の木や左官壁などの自然素材を使っていますので、その古さも味わい深くいい感じになっています。

リノベーション前の間取り

リノベーション前の間取り

リノベーションする前の家は、1階には居間・食堂の他に和室2室と水廻り、2階には子供部屋が2部屋という間取りです。

食堂にはダイニングテーブルを置いて食事をしていましたが、狭いし北側で暗いので、あまり長く過ごす場所ではなかったような記憶があります。

食堂の隣の和室は主に洋服を置くクローゼットのような場所になっていて、せっかく6畳あるのにどうもうまく使えていませんでした。

ということで、両親からの新しい家への要望はこんな感じ

  • 普段長い時間過ごす場所を広くしたい
  • 1階に家族みんなの洋服を収納するクローゼットがほしい
  • キッチンは対面式ではない方がいい
  • 家事のしやすい家がいい

リノベーション後の間取り

リノベーションした後の家はこんな間取りです。

リノベーション後の間取り

その頃、兄と私はすでに家を出ていたので、帰省した際には2階の部屋を使いますが、基本的には両親が夫婦2人で暮らすための家をつくりました。

水廻りについては、洗面所、浴室、トイレの位置は変更せずに新しくし、キッチンだけ位置を移動しています。

以前の間取りでは居間と食堂が分かれていたので、どちらも中途半端に狭くて使いにくい感じでした。新しい家では居間・食堂がつながったひとつの空間です。

リノベーションしたばかりの20年前の写真をアップしておきます。

修理したいところ、整えたいところがいろいろとありますので、これから少しずつ手を入れて、心地よく暮らせる住まいをつくっていこうと思っています。

まずはあふれる物たちを、少しずつ片付けるところからスタート。
これから少しずつ家のことや、暮らしの様子をアップしていこうと思います。

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