心地よく暮らすための12のこと check

居心地のいい家のために

築47年の家でのひとり暮らしがはじまってからもうすぐ半年。少しずつ進めている片付けが、とりあえずひと段落してきました。

亡くなった母の使っていたものを整理したり、大きな家具や家電を入れ替えたり。作業量は大したことないのだけれど、思い出に向かい合うのって、やっぱり結構がエネルギーがいるものなのですよね。

自分のものであれば、いるいらないの判断はわりとバサッとできる方なのですが、思い出があるものは使わなくても捨てたくなかったりして。でもそればかりだと家は全然片付かないし・・・。

そんな気持ちと向かい合いながら、残すものと処分するものを分けて、これから自分が心地よく暮らせる家になるように少しずつ整えていたこの半年。

現状はこんな感じのところに暮らしています。

自分でフローリングをオイル塗装

床はムク材のフローリング(パイン材)。リノベーション当初もっと白っぽい色だったフローリングは、20年以上が経った今では経年変化して飴色のいい感じになっています。

とはいえ、これまでずっと特に手入れもしておらず、汚れてツヤがなくなっていたので、クリーニングをしてオイルを再塗装しました。翌日、腕の筋肉痛がすごかったです!

フローリングに塗装するオイルはいろいろなメーカーから出ているので、どれを使おうか悩みますよね。

仕事の際には用途によって使い分けることもありますが、自宅はそんなに広い面積でもないので、ひとつでいろいろな場所に使えるものを選びました。

(左)リボス「カルデット」 (右)ワックスクリーナー

塗ったのは、20年ほど前にリノベーションした際と同じ自然塗料のオイル。ドイツのメーカー「リボス」の「カルデット(002クリア)」です。

ネットですぐに購入できて、素人でも簡単に塗ることができるので簡単です。

注意点は塗り終わった後のウェス(布)はそのままにしておくと発火する恐れがあるので、水につけて火が出ないようにしてから廃棄すること。危険なのでこの点は絶対に絶対に気をつけて。

ワークスペースのカウンターなど、他の木部にもカルデットを塗っています

日常の掃除は掃除機を週に2~3回、その他の日はクイックルワイパーをサッとかけています。汚れが気になるような時にはリボスのクリーナー「グラノス」を使っています。

水で薄めて雑巾掛けのように床拭きをするだけで、汚れ落としとワックス掛けの効果があるのでお手軽です。

テーブルやカウンターなどよく水拭きする場所は、時々オイル塗装の上に蜜蝋ワックスを塗って撥水性を高めるようにしています。

やっぱりテレビは捨てられない

家で仕事をすることもあるので、机の上にはデスクトップのパソコン。ノートパソコンだったらこんなに存在感がなくていいのだろうけど、最低でもこの画面サイズが欲しいのですよね。

くつろぐ場所と仕事場所は、本当は分けた方がいいのかもしれません。でももう仕事も生活の一部になっているし、1カ所にまとめた方が楽なので、上の写真のようなリビングの一角に机を置いています。(外にも他に仕事部屋があります)

そしてこうやって見ると、家の中でテレビって存在感ありますねー。ウチのテレビは42型なのでそんなに大きい方ではないはずのに、それでもこの大きさ。

最近は家にテレビが無いという人も結構いるようですが、私は好きなテレビ番組がいくつもあるし、映画とかスポーツを見るのも好きなので、テレビは捨てられません。

ということで、できるだけ目立たないように高さを抑えたテレビ台を選びました。もともと壁に付けてある飾り棚よりもなんとか低くすることができました。

ちなみに以前も紹介したけれど、家の間取りはこんな感じ
(クリックですると図面が大きくなります)

リノベーション後(現在)
リノベーション前の間取り

自分にとって居心地のいい家ってどんな家?

家のどこにあるものも、自分の好きなものばかりだったら、家はかなり居心地よくなるはず。まぁ当たり前です。

とはいえ、ものを選ぶには時間がかかるし、お金もかかるので、急にすべてが好きなものだけというわけにはいかないのですよね。

なので、ちょっとずつイマイチなものをなくして、これからは時間がかかっても、自分が本当にいいなと思えるものだけを手に入れるようにしていこうと思っています。

まだ使えるのに捨てるのはもったいない、という気持ちになる時もあるのですが、これから先に続く時間の長さや、ストレスなく家時間を過ごすことを考えれば、好きじゃないものを使って時間を過ごすことの方がもったいないのだと考えるようになりました。

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