
少し前のことになりますが、久しぶりに山へ行ってきました。
今年になってから初めての山行きだったこともあり、体力や暑さが心配だったので、軽めの行程の山を選んで茨城県土浦市の小町山へ。ここは標高361mの里山で、危険なところもなくきちんと整備された山なので、安心して歩くことができます。
いつもはひとりで山へ行くことが多い私ですが、今回は友人と一緒に。私が山歩きをはじめたいと思うきっかけになった友人で、この日もおしゃべりしながら楽しく歩きました。
駐車場やトイレ、お店があるスタート地点「小町の館」から小町山の山頂までは、いくつかコースがあります。
私たちはその中の「尾根コース」にしました。登りは1時間20分程度、下りは1時間程度のコースタイムで、久しぶりの山歩きにはちょうどいい感じのゆるさです。こののんびりした感じが今の自分には心地いい。
歩きはじめの下の方では、小さな植物や苔たちが。この日は曇りの天気の中でも光が差す時間も結構あって、木漏れ日もとてもきれいでした。

途中で休憩して、おしゃべりしながらゆっくり登って、山頂に到着。山頂は比較的広めでベンチもあるので、昼食を食べるのにもちょうどいい場所。遠くには海も見えたりして、のどかな風景が広がっていました。

今回は下山してからお蕎麦を食べるのも目的のひとつだったので、山頂でのご飯は軽めにして、コーヒーとおやつを食べながら時間を過ごしました。山頂で飲むコーヒーって、なんであんなにおいしいのでしょうか。この時間が大好きです。
1時間くらい山頂で休憩してから下山。登りよりは下りの方が体力的には楽なのですが、滑りやすいし、膝や足首への負担は大きくて注意が必要なので、下りの方がちょっと苦手。気を付けながら歩いて無事下山しました。駐車場の隣にあるお蕎麦屋さんでしっかりお蕎麦をいただき、とってもおいしかったです。
山歩きはやっぱりいいですね。
日常の生活の中では、あれこれ余計なことを考えてしまうことが多くて、気持ちが追い込まれることが多い私。山で自然の中に身をおいて、ただただいい景色をみたり、風を感じたり、歩いて汗をかいたり。
そんな時間を過ごしていると自然の大きさを感じて、これまで悩んだり落ち込んだりしていたことが大したことなく思えて、前向きになれることも多い。自分にとって大事な時間です。