ゴールデンウィークが終わりました。天気のいい日が多かったので、私は山に出かけたり庭仕事をしたりと、外で過ごす時間が多かったです。
昨年秋からひとり暮らしがはじまり、家の中の片付けをしているところでして、それも少しずつ進んでいます。自分的には、この少しずつが大事だと思っています。
一気に捨てたり、欲しいものを購入したりして、早くリスタートするのもいいのかもしれませんが、これまでの人生を振り返ってみると、そうやって一気に進めたものは、結局長続きしないことが多かったのですよね。
なので、あまり焦らずにいこうと思います。
これまでのモノとの付き合い方
数年前からは「ミニマリスト」が流行っているのか、本でもSNSでも目にすることが多くなった気がします。
ミニマリストの方の暮らしを見て、すっきりとしていてキレイだなと思うし、考え方はなるほどと思うこともあるのですが、自分はそうなれないことがよくわかりました。
やっぱりモノが好きなんですよね。特に家具やインテリア、雑貨、食器が大好きで、今持っているものは、働き始めた20代の頃から、少しずつ集めてきたものもあります。
最初の頃は、勢いであれこれ買ってしまい、結局すぐに飽きてしまったりすることもありました。持っている他のものと似合わないとか、そんなことも多かったように思います。
でもそうやって失敗したり、ムダ遣いをすることも経験して、少しずつ自分の好き嫌いがわかってきました。
何を心地よく感じるのか、どんなものに違和感を感じるのか。自分の中の基準が長い時間を掛けて、少しずつつくられてきたのだと思います。
40代になった頃からは、何か欲しいものがある場合は、家具でも、雑貨でも、服でも、本当にそれが欲しいのかどうかを考える時間をとるようになりました。
心地よさのためには手放すことも必要
モノが好きだとはいっても、たくさん持っていたいというわけではないので、いらなくなったものも判断して手放すことも必要です。
思い出があるモノ、高かったモノ、もう今では手に入らないモノ・・・などなかなか手放せないものもあるけれど、もう長い間使っていないものや、同じようなのがいくつもあるモノは減らすように心掛けています。
50代になってからは、これから先のことを考えることが以前より多くなり、身軽な暮らしができるように少しずつモノ減らして、気に入ったものだけを残している途中です。
こうやって、自分が好きだと思えるものだけを選ぶことと、必要ないものを手放すこと、この少しずつの積み重ねによって、暮らしの心地よさがつくられています。