心地よく暮らすための12のこと check

【SONY α7CⅡ】新しいカメラ、購入しました

ずっと欲しかったカメラをついに買いました。SONYの「α7CⅡ」というフルサイズのミラーレス一眼カメラです。

2023年10月に発売されてから気になっていましたが、家や仕事のことでなんだかバタバタしていて、写真を撮ったり、カメラのことを詳しく調べたりする気持ちの余裕がなかったのですよね。

ところが最近ちょっと落ち着いてきて、このカメラをレビューしている動画をいくつか目にし、欲しくなりすぎてついに購入しました。

まだまだ使い始めたばかりではありますが、とっても気に入っていますのでレビューしてみます。

今回購入したのはこのカメラ

目次

これまで使っていたカメラ

初めて自分で一眼レフカメラを購入したのは25年くらい前。建築設計の仕事をしているので、完成した家の写真を撮影できるようになりたいと思ったのがきっかけです。

その頃はまだフィルムカメラが多く使われていた時代。当時勤めていた事務所の方にあこがれて、最初に買ったのはNikonのFEという一眼レフのフィルムカメラでした。これに20mmの広角レンズをあわせて、主に室内のインテリア写真を撮ることが多かったです。

露出調整も、ピント合わせも、フィルムを巻き取るのもすべて手動なので、失敗することも多かったけれど、そのおかげで写真を撮ることの楽しさを感じることができたのだと思います。

そしてその後、デジタルカメラが主流の世の中になってからは、CanonのKissシリーズ(APS-Cサイズの一眼レフカメラ)と、コンパクトデジタルカメラを使っていました。

Kissでは室内撮影用の広角レンズだけではなく、明るい単焦点レンズもつけていて、このレンズを使い始めてから、更にカメラにはまっていったんですよね。

使い分けとしては、一眼レフは主に室内で撮影する時に使い、コンパクトデジタルカメラは旅行やお出掛け用として使っていました。

一眼レフカメラは重たくて持っていけなかったので、ここ何年間かの山歩きの時は、APS-Cサイズのコンパクトカメラを使っていました。CanonのPawershot G1 X MarkⅢです。

キャノンのカメラG1X
キャノンのカメラ G1 X MarkⅢ

これはコンパクトカメラなのでレンズ交換はできませんが、センサーがAPS-Cサイズなのに軽くてコンパクト。

24㎜~70㎜(35㎜換算)のズームレンズで、開放F値は広角側F2.8、望遠側F5.6と比較的明るめのレンズなので、私にとっては気軽に山歩きに持っていけるベストなカメラでした。

白駒の池の周辺の森
白駒池の近くの森の苔

ところがだんだんと山にはまり、山の絶景を目にすればするほど、これをもっときれいな写真に残したいと思うようになっていきました。

そうなると欲しくなるのはフルサイズのカメラ。

少し前まではフルサイズのカメラを持って山に登るなんて、重さと大きさの点で私にはムリだと思い込んでいました。ところが最近は、軽くてコンパクトなカメラも出ているのですよね。

新しく買ったカメラ【SONY α7CⅡ】

今までフルサイズのカメラを持ち歩くのはムリだと思っていた私が、これならいけそうだと思ったのが、SONY α7CⅡです。

このひとつ前のモデルのα7Cが出た時から、いいなと思っていたところ、バージョンアップして更にあれこれよくなっていたので、ついに購入しました。

フルサイズカメラなのに、小さくて軽い

このカメラを購入したいちばんの決め手は、フルサイズなのに小さくて軽い。自分にとってはこれがいちばん大きなポイントでした。軽さは正義!

これまではAPS-Cサイズのカメラを使っていましたが、今回購入したα7CⅡは、それよりも更にセンサーサイズの大きいフルサイズのカメラになります。

簡単に説明すると、カメラにはレンズから入ってきた光を受け止めて画像を作り出す「イメージセンサー」があり、このイメージセンサーの大きさのことを「センサーサイズ」と呼びます。

センサーサイズには様々な規格サイズがあり、サイズが大きいほど多くの光を取り込むことができるため画質がよくなります。センサーサイズが大きい方が、細かいところまで繊細に撮影できたり、暗い場面(夜間など)でもきれいに撮影できるところが大きなメリットです。

少し前まではフルサイズのカメラは、もっと大きくて重いものばかりでしたし、その性能をいかせるようなレンズを付けると、私にはとても山に持っていけるものではなかったのですよね。

ところがミラーレスカメラが主流になり、更に本体もレンズもコンパクト化、軽量化が進み、これならなんとか私でも持てそうだと思えるようになりました。

本体の重さが429g、バッテリーとSDカードを含めると514g。これにレンズの重さが加わりますが、フルサイズカメラとしてはかなり軽いですよね。これが私がこのカメラに決めたいちばんの理由です。

レンズの種類が豊富

ソニーは純正のレンズが豊富にあることに加え、シグマタムロンといったレンズメーカーからもソニーのカメラ用のレンズがたくさん発売されています。

当然ですが、あわせるレンズによって撮れる写真が違いますし、大きさや重さが変わってきますので、選択肢が多いのはとても魅力的です。

α7CⅡの標準のキットレンズは167gととっても軽くて小さいのですが、28-60㎜ F4-5.6とあまり明るくはないのですよね

おそらく持っていても使わなくなりそうなので、レンズキットではなくカメラ本体のみを購入し、別途でレンズを購入しました。

どのレンズにするかかなり悩んだ結果、初めてのレンズとして購入したのはタムロンの20-40㎜ F2.8のズームレンズ

撮影する場面は、主に登山と室内。このレンズに決めたのはこんな点です

  • 広角20㎜。山や室内ではこの広さがあるとうれしい
  • 開放F値が2.8通しの明るさ
  • ズームレンズなのに重さ365gという軽さ
  • 長さ86.5㎝ならなんとかギリギリ持ち歩けそう
  • 最短焦点距離が0.17m(ワイド端)、0.29m(テレ端)と結構と寄れる

28-75㎜ F2.8とか、28-200 F2.8-5.6のレンズとか、かなりいろいろと検討しました。ただお店で実物を持ってみると、3㎝くらいのレンズの長さの違いって、結構大きく感じたのですよね。あとは重さも。

それから28㎜はじまりだと、ちょっと自分的には足りなさそうだと思ったことと、暗いところでもきれいに撮れる明るいレンズがほしいと思ったことが、上記のレンズにした決め手です。

TAMURON20-40 F2.8のレンズをつけたところ

逆に40㎜だと望遠は足りませんが、どうしても寄りたい時はAPS-Cクロップして60㎜にしても、α7CⅡは3300万画素あるので、私的にはなんとか耐えられそうな感じです。

でもいずれはもっと体力と余裕を持てるようになって、望遠のレンズも持って行きたいですね。次の目標はこのあたりです

予算が許せば、新発売のこちらもいいですね

使っている人が多いので、情報が探しやすい

自分の周りでは、以前はCanonのカメラを使っている人が多かったのですが、最近はSonyにしている人が多くなりました。

そしてわからないことをネットで情報検索をしていると、最近はSonyのカメラ使っている人が多くなっているので、出てくる情報やレビューが多いように感じます。

購入するかどうか決める際にも、どのレンズにするかを選ぶ際にも、実際に使っている方のレビュー動画などをかなり参考にさせていただきました。

購入してからも知りたいことはどんどん出てくるので、情報が得やすいのはとても助かっています。

さっそく使ってみました

カメラを購入してから、取り急ぎセッティングをして、早速山へ行ってきました。撮影を試すことももちろんですが、歩きながらどうやって持つかとか、どうやって固定するかとか、そういった取り回しの練習もしてみました。

木々の間から光が差し込む
木々の芽吹きがきれい

この日はカメラのお試しが目的なので、そんなにハードじゃないけど景色のいいところということで、山梨県の百蔵山と扇山を縦走してきました。5時間くらいで歩けるコースです。

山頂からは富士山の眺め
山頂あたりの桜はまだ咲き始めでした

日帰り登山なので全体の荷物が少ないこともあり、カメラの重さもそんなに気にならなかったです。ひたすら歩く際にはリュックの肩紐のところに金具で取りつけるのですが、そうすると首が痛くならずにすむので楽でした。

上位機種に比べるとファインダーが小さいのですが、これまで使っていたカメラに慣れてしまっているので、今のところこれで十分。

フォーカスが早いので撮りやすかったり、暗いところでもきれいに写るのがうれしくて、たくさん写真を撮りすぎてしまいました。

高性能すぎてまだまだ機能が全然使いこなせていないので、少しずつ勉強しながら慣れていこうと思います。これまでよりちょっとは写真が上達したいなー。

そして動画もきれいに撮れるカメラなので、動画にも挑戦してみたいです。

  • URLをコピーしました!
目次