
ブログをアップできていないうちに、あっという間にもう2月も中旬。時間が過ぎるのは本当に早いですね。とっても寒い毎日が続いていますが、なんとか変わらず元気にやっています。
昨年から自宅の補修工事が続いていたり、仕事もちょっとバタバタしていたりして余裕のない日々でしたが、そんな時こそ心の栄養がほしいなーと思って、久しぶりに美術館へ。(行ったのは1月末です)
展示が始まる前の告知の時からずっと気になっていた、東京ステーションギャラリー「生誕120年 宮脇綾子の芸術 見た、切った、貼った」へ行ってきました。(行ったのは1月末です)
宮脇綾子さんは布や紙を使って、身近なものを題材にした作品をつくったアップリケ作家。正直なところ、この展示を見るまで、どんな作品をつくっていたのかなどあまり詳しくは知りませんでした。
アップリケという言葉の印象から想像していたものとは全く違いました。生活の中で目にする野菜や魚などの食材を中心に、細かく観察した独自の視点だったり気付きが、布や紙などで表現されています。
題材も表現の仕方も、色合いも、素材の使い方も、発想も、寄せられている言葉も、どれも本当に素敵。見終わった後も、ずっとわくわくした気持ちが残ったままでした。行ってよかったー。
最近はもう本は増やさないようにしようと思っているのですが、この展示の図録はとってもよかったので思わず購入。布の質感がよく感じられるような写真ばかりで、家に帰ってからも思い出しながら眺めています。
開催期間:2025年1月25日(土)〜3月16日(日)
場所:東京ステーションギャラリー
今度のNHK「日曜美術館」でも紹介されるようです。
食事での栄養も大事だけど、心の栄養も大事。
忙しい時や切羽詰まっている時こそ、ゆっくりごはん食べたり、美しいもの見たり、人と会っておしゃべりしたり。大切にしたい時間です。