現在、約20年前にリノベーションした戸建ての家に住んでいます。
もともとはリビングとダイニング、和室(客間?)が分かれている間取り。どちらもテーブルやソファー、棚などを置くとあまり余裕がなく、ゆっくりくつろぐというスペースがありませんでした。
そして和室は南側にあって、庭に面しているのにあまり使われておらず、収納やクローゼットのような場所になっていてもったいない状態に。
そこでリノベーションの際には、リビングとダイニングをつなげて広いひとつの部屋にしました。キッチンはダイニングとは別れていますが、すぐ横につながっています。
上の写真の奥は洗面所になっています。リノベーションした当時は洗面所へ行く通路の上のところにエアコンを設置していました。暖房はストーブを使うのでエアコンは冷房としての使用です。
エアコンが目立たないようにしたいと思って、エアコンを壁に埋め込むようにして、手前にルーバーを取り付け。ただこれが失敗だったんですよね。
見た目にはすっきりするけれど、エアコンの風が遠くまで届かずに近くにたまってしまうのです。温度が下がる前にセンサーが反応してしまい、冷房の効きがよくなかった・・・。
両親はなんとか我慢して使ってくれていましたが、10数年経ちエアコンが故障して交換する際に、普通に壁に取り付けることにしました。それが現在の状況です。
最近のエアコンはいろいろと機能がふえて、特に奥行が大きくなりましたよね。部屋の中でかなり存在感があって目立ちますけれど、あきらめて普通につけました。
埋め込みでエアコンを取り付けたい場合には、一般的なものよりは少し金額が高くなりますが、埋め込み用に作られたエアコンがあります
ダイキンの壁埋込み用エアコン
設計のお仕事の際にはこれを使っています。20年前にリノベーションした頃にも同様にものがあったので、自分の家でもこれを使えばよかったのですが、普通のエアコンでも大丈夫だと思いケチってしまいました・・・。反省です。